固まる? 固まらない?
猫の砂っていろいろありますね。
まずは大きく分けて2つ。
固まるか、固まらないか。
さて、どっちがいいのか・・・。
成分で選ぶことが大事
もっとも重要なのは猫に安全な成分であること。
ねこはトイレのあとに、砂をひっかきまわしたり、手についた砂を舐めたりします。
利便さだけではなく、安心できる成分を選びたいものです。
アレルギー体質に注意しましょう
成分的には安全でも、体質によって痒みや咳を起こす場合があります。
ヒノキやおからなどにアレルギーの疑いがある子には利用を控えましょう。
ご家族にスギ・ヒノキに対するアレルギーのある方がいる場合も注意が必要です。
オススメできない成分
炭酸カルシウムを含む猫砂は、燃やせる猫砂によく利用されています。
燃えるゴミとして捨てられるのでとても便利ですが・・・。
吸引に注意
炭酸カルシウムが主成分の猫砂を利用しているねこさんが、
たまたま胸部レントゲンの撮影をしたとき、肺に石灰成分が沈着しているケースがありました。
大学の先生によると、おトイレの後に砂をひっかきまわして粉塵を吸い、
それが長年蓄積されてこのような結果になったのだろうということでした。
咳などの症状はなく偶然発見されたものの、
沈着した石灰は二度と取れないのでなんとなく嫌ですね・・・。
固まる砂の良いところ
固まる砂は、オシッコしたところを一網打尽にできるし、
猫砂の交換頻度が減るというのが便利な理由みたいです。
でも・・・
え? 交換頻度が減る?
減らしたいんですか? 頻度。
そういう人はこれ読んでください。
おトイレ掃除、どれくらいしてる?
固まらない砂を選ぶ理由
幼い子供がいて口に入れてしまう可能性がある場合は、
紙やおからなど、万が一口に入れてしまっても危険性の低い成分で、
かつ固まらないタイプを利用しましょう。
固めるためには固める成分が入っていますから、
お腹に入ってしまって固まると腸閉塞などの危険があります。
私は専ら固まらないタイプを利用しています。
固まらなくて、トイレに流せる、アレルギーの心配がない成分。
私のねこたちはちょこっとだけアレルギー体質のがいるので、
木の成分を含むものは控えています。
流せる? 流せない?
私はこれは、あまり重要視していません。
お住まいの環境でどちらか良いほうを検討するといいと思います。
どちらかというと燃やせる、燃やせないのほうが大切かも。
衛生的にはトイレに流せるほうがベストでしょう。
ですが毎日全砂交換の場合は、
ウンチだけトイレに流して、
あとは燃やせるゴミとして捨てられればそれで良いのです。